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既に愛媛運輸支局からご案内しております通り、9月14日から自動車検査員研修が始まっております。

今年度も、会場の駐車場のキャパシティーの都合を考慮した日程となっております。

自動車検査員の皆様の、ご理解とご協力をお願いいたします。

 

 ↓↓ 研修の日程等、詳細はコチラをクリック ↓↓

                     
H27検査員研修.pdf
 

 

今年度は、気合の入った(?)研修資料をご用意しており、スライドを使いながらの説明をしております。

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平成27年度後期の整備士講習の募集を下記期間で募集いたします。

ご希望の方は受講申込書・実務経験証明書をダウンロード・記入・捺印のうえ、

下記期間に振興会教育課へ提出をお願いいたします。

 

募集期間

    平成27年9月28日(月)~平成27年10月9日(金)

受講申込書・実務経験証明書はこちら↓↓↓

整備士講習案内.pdf

受験資格.pdf

受講申込書.pdf

実務経験証明書.pdf

平成27年度スキャンツール活用事業場認定制度 基本研修を開催いたします。

認定を行うためには、

応用研修を修了、要件を満たした外部診断機を所有」している事が条件となります。

その応用研修を受講するにあたり、基本研修を修了していることとなっております。

 

詳しくは、下記ご案内をご確認のうえ、お申込みいただきますようお願いいたします。

基本研修ご案内.pdf

平成27年度第1回自動車整備技能登録試験の受付を

平成27年8月3日(月)~8月7日(金)まで実施いたします。

↓↓↓  詳しくはこちら  ↓↓↓

平成27年度第一回自動車整備技能登録試験の実施について.pdf
 

実務経験証明書【H27.02】.pdf

登録試験受験申請書記入例.pdf

整備主任者(技術)研修<大型自動車編>が下記日程にて開催されます。

受講をご希望の方は下記申込書に記入のうえ、

(一社)愛媛県自動車整備振興会 技術・教育部までFAXをお願いいたします。

FAX番号 089-956-2188

 

開催日時  平成27年8月8日(土) 午前10時~午後5時

場所     (一社)愛媛県自動車整備振興会 自動車会館

        松山市森松町1075番地2 2F第三会議室

受講料    1人¥5,000円(資料代含む)

        資料お持ちの方  1人¥2,730円

資料     平成27年度版 整備主任者研修資料(技術編)自動車整備新技術学科研修用

        平成27年度版 整備主任者研修資料(技術編)自動車整備新技術実習研修用

申込書   
技術研修<大型>申込書.pdf

ハイブリッド車等の低電圧箇所(DC50Ⅴ~DC750V以下)の点検・整備を行う場合は、労働安全衛生法の規定により「安全に関する特別教育」の受講が義務付けされております。

 

今年も次の日程で特別教育を予定しております。

参加希望の方は下記申込書をダウンロードの上、FAXにてお申込みをお願いいたします。

尚、募集人数が5名に満たない場合は隣の支部と合同開催となります。

 

今治支部  7月31日(金)  午前9:00~午後18時  今治市越智郡自動車整備事業協同組合

東予支部  8月 3日(月)  午前9:00~午後18時  東予自動車会館

南予支部  8月 4日(火)  午前9:00~午後18時  南予支部研修センター

西予支部  8月 5日(水)  午前9:00~午後18時  西予支部研修センター

中予支部  8月 6日(木)  午前9:00~午後18時  愛媛県自動車整備技能センター

 

受講申込書はこちら⇒
低圧電気受講申込書27年度.pdf

西予支部青年部より、清掃活動のレポートが届きました。

 

平成27年度 西予支部青年部 清掃活動レポート

 

愛媛県自動車整備振興会 西予支部青年部

部長  菊池 誠治

 

愛媛県自動車整備振興会・西予支部青年部は、青年部総会開催後に普段お世話になっている西予支部研修センターの清掃活動を実施しました。

 

実 施 日:平成27年5月16日(土)15:30~17:00

清掃場所:西予支部研修センター

参加人数:23名

 

設立当初は管理人さんがいたこともありましたが、現在は人の手が入っておらず荒れ放題となっていました。山と田んぼに囲まれた立地条件もあり、実習場には虫の死骸も多数見られました。その様子は写真には残せないような惨状でしたが、青年部会員23名の協力により、見違えるようにキレイになりました。

27年度前期には2級ガソリン自動車の整備士講習も開講されますので、受講生の方にも気持ちよく受講していただけるものと思います。

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~~ 西予支部青年部の皆さん、お疲れ様でした。~~

2015年5月1日より重量税が変更され、エコカーの分類が複雑化している事もあり、振興会にも多くのお問い合わせをいただいています。

個人情報保護の観点からも、車検証の写しの所有者、使用者欄を塗りつぶしていただくか、「重量税確認依頼書」をご活用いただいて、振興会までFAXを送信していただけますよう、お願いします。
↓↓↓     詳しくはこちら      ↓↓↓
↓↓↓重量税確認依頼書はこちら  ↓↓↓

『えひめ自動車整備情報12月号(10ページ)』でお知らせしましたように、国土交通省では、昨年発生した高速乗合バスの主要骨格部分の腐食により部品が剥離し、走行不能となった事故をうけて、バス事業者に対して緊急点検を実施するよう通達し、会員の皆様にもご対応いただいているところです。

この度、三菱ふそうトラック・バス株式会社が、バス車両の錆を防ぐための定期点検整備の手法と腐食箇所における打音点検の結果の例(動画)をとりまとめ、ホームページに公表されたことが、国土交通省より情報提供がありました。他社製も含め入庫がありましたら、適切なご対応をお願いいたします。

 

↓↓ 三菱ふそうトラック・バス㈱:バス車両床下の防錆メンテナンス実施のお願い ↓↓

http://www.mitsubishi-fuso.com/jp/information/bus_underfloor/index.html

南予支部青年部から、熱いメッセージが届きました。

 

 

「愛媛県整備振興会南予支部青年部 視察研修報告書」

 

南予支部青年部長  山口 秀二 

 

研修日:平成27年1月17日(土)~19日(月)

研修先:京都府久世郡 KTC ものづくり技術館

参加者:18名

研修目:KTC本社及びものづくり技術館において、製品製造工程の視察、研修

 

バスにてKTC本社に到着。予約時間よりも早く着いてしまったが、担当者の方の計らいで時間前倒しでの研修が始まる。

まずは、ものづくり技術館にてKTC(京都機械工具株式会社)の設立から今日までの変遷、ものづくり技術館オープンに至るまでの社員さん達の熱意の説明を受ける。KTCの設立は1950年、同年トヨタ自動車の車両工具に採用されてからは今日までの日本の自動車社会を支えてきた国内工具メーカー最大手である。当然研修に参加したメカニック全てがKTCの工具を所有しており、ものづくり館1階に並んだ3000を超える工具の中には私が所有している工具がいくつもあった。

会社設立50周年を記念して2003年に完成したものづくり技術館は、建設にあたりエントランスから屋上まで、社員の皆さんのこだわりが敷き詰められている。入館者来場の際、雨に濡れない為の工夫や、当時では珍しい屋上緑化などの細かい工夫や思いやりは、精密で使いやすい工具を作り続けてきた会社の社風が見て取れる。さらに建物内すべてに細かく担当者を決め、各々が責任をもって、任されたエリアの清掃や管理をしているとの事。中でも1階の工具ショールームは圧巻で、壁に綺麗に並べられた工具を眺めているだけでうっとりしてしまう。

ものづくり技術館をひととおり観覧の後、私達はヘルメットとイヤホン型レシーバーを渡される。いよいよ製造現場の見学に移る、製造過程は行程毎に工場が別れており、まず案内されたのは機械加工の工場だった、広い敷地内には数々の切削機械が並び、そのほとんどがコンピュータ管理されていて、思っていた以上に作業員は少ない。だが金属を削った細かいカスや油の臭いから、工具の最終的な整形が行なわれているのが感じ取れる。全てが近代化されているようにも思われたが、一部昔ながらの卓上ボール盤もあった。聞くと創業当時からのものらしく、60年以上も使い続けているとは驚きだ。

次に案内されたのは熱処理工場。ここからは火を伴う作業の為か、ユニホームの色もオレンジ系に変わっていた。ガイドの方が安価な工具との違いを製造過程から説明されていたが、私達は使用過程の角度から知っている。安価なものはすぐ磨耗したり、折れたり、精度が悪かったり。
「焼きを入れ、ゆっくり戻すことで固さと粘り強さの両方を持ったKTCの工具が出来るのです。」そう教えてくれたガイドの方の自慢そうな顔が、とても印象的だった。

続いて鍛造行程、1000度に加熱された材料を1000トンのハンマーで一機に叩く。円柱状の真っ赤な金属が数回のハンマリングで整形されてく様子は何とも異様で、さらに工場内に響く打音はイヤホンからの声が聞こえなくなる程大きい。だが作業員は素早く、確実に整形を行なっていく。一歩間違えたら大事故に繋がる現場で、まるで餅をつくように、素早く酸化皮膜を取り除き、金属をセットしたと思えばすぐに1000トンのハンマーが落ちてくる。おそらくモタモタして温度を下げてしまうと良品にならないのだろう。ここの現場で一人前になるには、最低でも5年から7年掛かると聞いて、その手際の良さに納得した。ただ残念ながら一番楽しみにしていた冷間鍛造は見学できなかった。

最終工程はバレル研磨とメッキ処理。セラミック製の研磨石の中で数時間磨かれた後、メッキ処理が行なわれる。研磨後のソケットが詰まれていたが、もうそのまま製品になるんじゃないかと思う程表面が円滑で、上級グレードのネプロスになると通常の2倍ほど研磨の時間をかけるという。メッキ行程は、私自身が電気メッキの仕組みを分かっていなかった事もあって、ガイドの説明もしっかりとは理解出来なかったが、工場内でのメッキ後の製品の扱いは、貴金属でも取り扱っているのではないかと思う程丁寧で美しい。だが最終段階で少しでも不良があると、製品にはならない。品質管理の徹底とはここまでして初めて言えるのだろう。

最後に金型の製造工場も見学した。工具メーカーで金型まで製造しているのは世界でも珍しいらしく、ここが完全一環生産体制の核になる部分。60サイズバッテリーくらいの金属の塊の重量は350キロ以上あり超高額。よって輪郭が磨耗によって磨り減っても廃棄はせず、一旦表面をフラットな状態に戻してから、また型を作るようだ。一つの鍛造製品に上下一ずつと考えると、金型の数は相当なものになるだろう。軽い気持ちでKTCの営業マンに「新しい工具を作ってくれ。」などと言うのは、控えたほうが良さそうだ。

以前先輩メカニックに「部品をバラしているのはお前じゃない、工具だ!」と言われた事がある。どんなに熟練メカニックでも、素手ではフロントのナンバープレートさえ外せない。だから工具を大切にして、より多くの工具を持てということを教わった。今回の視察で、工具を使う人間が工具を作る人間達に触れる事が出来た。毎日何気なく手にする無機質な工具一つ一つに、たくさんの想いが詰まっている事を教わり、そしてその想いを引き継ぐ事で、私達メカニックは、より安全で正確な整備が出来るのではないかと思う。視察研修を終えて、今年は『工具を無くさない』という目標を掲げて、レポートを締めくくる事にする。

 

↓↓ 真剣な表情でガイドの話を聞いている(?) ↓↓
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↓↓ 整然と並べられた工具 ↓↓

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↓↓ 最後に全員で記念撮影 ↓↓

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