自家用乗用車の点検・整備としては、車検時の点検整備(2年点検)がよく知られていますが、車検の翌年に行う「1年定期・整備(1年点検)」も道路運送車両法などの法令により自動車使用者などに実施が義務付けられています。
自動車はエンジンをかけているだけで、ピストンやベルト類の磨耗、オイルの減少など、さまざまな個所の劣化を始め、走行距離によって、タイヤやクラッチ、ブレーキ部品の磨耗・損傷も進みます。また、走らなくても時間の経過によりバッテリーやブレーキ液、ゴム製品の劣化が起こります。やはり車の安全を守るためには、定期的な点検・整備が欠かせません。
1年点検は、車検と同じく、ユーザーが安心して運転するために必要不可欠なものです。
また故障の抑制にもつながります。